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インプラントとホワイトニングは併用可能?

インプラント手術で見た目の違和感が出ないかと不安な方もいらっしゃるのではないでしょうか。もともとの歯とインプラント歯ではどうしても色のギャップが出てしまうこともあります。そこで、歯全体を美しい状態に持っていくには、インプラントとホワイトニングの併用が有効と言われています。今回は、インプラントとあわせてホワイトニングを検討する時の注意ポイントを紹介します。

インプラント治療とは

インプラント治療の概要

永久歯を何等かの原因で失った場合、二度と生え変わることはありません。そのため、「入れ歯」「ブリッジ」「インプラント」といった治療法を行うことがあります。「インプラント」は顎の骨に人工の歯の根を埋め、その上に人工の歯を作る治療法です。「入れ歯」や「ブリッジ」に比べて、審美性と耐久性に優れていると言われています。

インプラント治療の流れ

カウンセリング

インプラント治療は、健康保険が適応されないため、基本的には全額自費診療で行います。歯科医院・歯科医師によって治療方針が異なる場合もあり、治療法は必ずしも一つではありません。そのため、カウンセリングでは口腔内や全身状態のみならず、患者さんの様々なお口に関する悩みを伺い、治療方針を考えていきます。

検査・診察

既往歴やレントゲン撮影、骨量等の確認など様々な検査を行います。カウンセリングと検査・診察結果をもとに、歯科医師が歯科インプラント治療を行うことが可能かの診断や治療計画を立案します。

必要であれば歯周病・虫歯治療を実施

歯周病や虫歯がある場合、インプラント治療を行うことができません。インプラント治療の前に、必要性であれば歯周病や虫歯の治療を先に行います。

インプラントを埋め込む手術

麻酔をして、歯肉を切り開いて顎の骨を出した後に、器具で穴を開けインプラントを埋め込みます。その後、歯肉を閉じて縫い合わせます。

インプラントと骨の癒合を待つ期間

顎の骨にインプラントを埋め込んだ後は、インプラントに骨がくっつくまでに一定期間の時間(概ね3~6ヶ月)が必要です。治癒期間は、元々の骨の質やインプラントの種類によって異なるため、個人差があります。

インプラントの上部を出す手術

インプラントを歯肉で覆った場合は、インプラント上部の歯肉を切る必要があります。歯肉を切り、インプラントの上部の部分を出し、仮歯との接続するキャップを取り付けます。

仮歯の装着

インプラント埋め込んだ後に、インプラントに仮の義歯を付けることもあります。仮の義歯を装着し、口の型取りと咬み合わせの確認を行うことで手術後の不便さが軽減されることもあります。

人工の歯を装着

もう一度、口の型取りと咬み合わせの確認後に最終的にインプラントに接続される人工の歯を作ります。歯の色も確認し、完成時の色にも反映させます。

定期的なメンテナンス

手術後も定期的に通院して診てもらうメインテナンスと、歯ブラシや歯間ブラシ等を使用した毎日のセルフメンテナンスの継続が極めて重要です。メインメンテナンス・セルフメンテナンスを適切に行うことで、インプラント歯に治療した状態を長く良好に維持することができると言われています。

ホワイトニングとは

ホワイトニングとは、飲食物などの色素が歯に沈着して変色した歯を、ホワイトニング剤を使用して白くすることです

ホワイトニングでの理想の白さとは

歯科医院では、「シェードガイド」と呼ばれる道具を使用し、歯の白さを測定します。最も白い色の「W1」から、最も暗い「C4」までの色見本があります。日本人の平均的な歯の白さは「A3~3.5」程と言われています。また、理想的な歯の白さは「A1」と答える割合が多いそうです。

ホワイトニングの方法は2種類ある

歯科医院で行われる歯のホワイトニングには、おおまかに分けて

  • オフィスホワイトニング
  • ホームホワイトニング

の2種類があります。

オフィスホワイトニングとは

オフィスホワイトニングとは、高濃度の過酸化水素のホワイトニング剤を使用して歯科医院にて行うホワイトニングです。

オフィスホワイトニングのメリット

・1回1時間程度、1回~4回の施術で終了する

ホワイトニングの効果には個人差がありますが、1時間程度の施術時間で白さを実感できることもあります。通院の回数は、使用する薬剤の種類や濃度、希望する白さによって異なりますが、約1回~4回で終了する場合が多いです。

・1回の施術で2段階~6段階ほど白さがアップすることがある

比較的濃度の高い30~35%の過酸化水素の入った薬剤を使用するため、シェードガードで2段階~6段階ほど白さがアップすることもあります。しかし、緩やかに白さがアップしていくこともあり、個人差があります。

オフィスホワイトニングのデメリット

・薬剤によって痛みや知覚過敏になることがある

濃度の高い薬剤を使用し、薬剤の効果を高めるためライトやレーザーも使用する場合があります。そのため、薬剤によっては痛みや知覚過敏になってしまう可能性もあります。

・白さが半年から10ヶ月程度で後戻りすることがある

濃度の高い薬剤を短時間に使用するため、歯の表面のダメージが比較的大きいと言われています。そのため、半年~10ヶ月程度で後戻りすることがあります。

・歯科医院での施術は1万5000円~5万と費用が高い

オフィスホワイトニングはホームホワイトニングと比べると費用が高い傾向にあります。ホワイトニングは、自費診療のため値段設定にバラつきがあります。概ね歯医医院では1万5千~5万円、美容診療専門クリニックでは1万~8万円、セルフホワイトニングサロンでは5千~3万円が相場です。

ホームホワイトニングとは

歯科医院にて提供される、過酸化尿素を主成分としたホワイトニング剤を使用します。ホームホワイトニングとは、自宅にて自分で行うホワイトニングです。

ホームホワイトニングのメリット

・比較的、薬剤の痛みが少なく知覚過敏になりにくい

薬剤の種類によって異なりますが、ホームホワイトニングで使用する薬剤は、オフィスホワイトニングと比べて濃度が約1/10です。そのため、歯に対する刺激が少なく、知覚過敏になりにくいと言われています。

・後戻りしにくい

ホームホワイトニングは歯の内側(象牙質)に変化をもたらすため、オフィスホワイトニングに比べて、後戻りしにくいと言われています。

・1万5000円から3万円程度と費用が比較的リーズナブル

1万5000円~5万の費用が必要であるオフィスホワイトニングと比べて、ホームホワイトニングは1万5000円~3万のため、比較的リーズナブルに利用できます。少しでも費用を抑えてホワイトニングを行いたい方向きです。

ホームホワイトニングのデメリット

・白さの変化を実感するのが2週間から1ヶ月程度かかることがある

1 度で白さの変化を感じる方もいるため、個人差はありますが、概ね2週間から1ヶ月程度で白さの変化を感じる方が多いです。薬剤は濃度が低いため、白さを実感するのに期間が必要です。

・最短でも毎日2時間、2週間の継続が必要である場合が多い

薬剤を添付したマウスピースの装着時間は、薬剤の濃度や種類によって異なりますが、最短でも毎日2時間・2週間程度の継続が必要です。薬剤によっては、長い時間の装着が必要な場合もあります。その際は、就寝時の装着も推奨されています。

・ホワイトニング後に食事制限が必要

ホワイトニング後は、歯に色が入りやすいため、着色しやすい飲食物を控えるとホワイトニングの効果が持続しやすいと言われています。ホームホワイトニングをしている期間は、カレーや珈琲、紅茶などの着色しやすい飲食物を控える必要があります。

デュアルホワイトニング

オフィスホワイトニングとホームホワイトニングを併用する方法がデュアルホワイトニングと呼ばれています。

インプラント治療とホワイトニング併用の場合の注意点

ホワイトニング後に必ず希望の白さになるわけではない

ホワイトニング後の歯の白さの程度は、着色や歯の質により個人差があります。ホワイトニング実施前に、実施後の白さを予測することは困難と言われています。1度のホワイトニングで希望の白さになる方もいれば、時間が必要な方もいます。また、年齢を重ねると歯の組織が固くなり、ホワイトニングの薬剤が歯の内部に浸透ににくくなってしまうと言われています。そのため、ホワイトニングを行えば、必ず希望の歯の白さになれるわけではありません。

ホワイトニングの効果を得られにくい場合

・歯が外傷により変色している

事故や怪我の外傷により、神経が死んでしまい、変色している場合はホワイトニングのみで完全に白くすることは困難です。人工の歯を埋め込むインプラント治療等が必要になります。

・抗生物質の影響により歯が縞模様や茶色に変色している

テトラサイクリン系の抗生物質の影響により、歯が縞模様や茶色に強く変色している場合は、ホワイトニングの効果は得られにくいと言われています。比較的、変色が弱ければ、場合によっては標準的な歯の色に近づけられることもあるため、歯科医師に相談してみましょう。

・エナメル質に亀裂が入っている

歯の表面のエナメル質に亀裂が入っている部分と入っていない部分では、ホワイトニングの色ムラが出来てしまうことがあり、ホワイトニングの効果が得られにくいことがあります。

ホワイトニング効果の持続期間は6ヶ月~1年ほど

ホワイトニングの持続期間は、ブラッシングの程度や着色料をとる頻度などの影響も受けます。ホームホワイトニング・オフィスホワイトニングともにホワイトニングの効果は、概ね6ヶ月~1年と言われています。ホワイトニングの効果を持続させるためには、定期的なホワイトニングの継続が必要となる場合が多いです。

インプラントはホワイトニングできない

ホワイトニングで、元々のご自分の歯(天然の歯)を白くすることは可能です。しかし、インプラントの被せ物を白くすることはできません。インプラント治療がすべて終了した後に、ホワイトニングを行うと天然の歯とインプラントの歯の白さに違いが生じる可能性があります。そのため、歯の白さに違いが生じ、患者さんが再治療を望む際は、場合によってはインプラントの再手術が必要になることもあります。再手術では、一度インプラントを取り除き、再度新しいインプラントを埋め直す必要があります。

インプラントとホワイトニングの併用は、治療終了前に歯科へ相談を

ホワイトニングでは、どの程度の白さになるか予測が困難です。そのため、まずはホワイトニングで天然の歯を希望の白さにした後、ホワイトニングした歯の色にあわせてインプラントを作成していくこともできます。インプラントとホワイトニングの併用を考えている方は、インプラント治療前に歯科医師にホワイトニングを検討している旨を伝えておきましょう。

インプラントナビおすすめクリニックの選び方
  • コミュニケーションがしっかりとれる歯科医を選ぼう
  • アフターケア・アフターサポートが徹底している
  • 通院回数が必然的に多くなるので通いやすいエリアで探す