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インプラント手術後の過ごし方には、いくつかの注意点があります。それは、インプラント手術が外科手術であり、粘膜を切開して顎骨を削るなど、少なからず身体に負担をかけているからです。手術による傷を早く治癒させるため、そして、埋入したインプラント体が早期に顎骨と結合するためには、日常生活で注意すべきことを理解しておく必要があります。今回はインプラント手術後の過ごし方について、ご紹介していきましょう。

インプラント手術後の食事

インプラントは口腔内を手術しますので、食事に関しては特に気を使う必要があります。手術の当日から食べることはできますが、手術から3日間程度はいろいろと注意する点があります。

手術後、麻酔が切れるまでは食事をしない

インプラント手術は局所麻酔でおこなわれます。手術後に食事をする場合には、完全に麻酔が切れてからにしてください。
麻酔が残っていて、口の中の感覚が戻らないうちに食事をすると舌や粘膜を噛んでしまったり、うまく飲み込めなかったりして危険です。麻酔が切れるまでの時間は個人差がありますが1時間から2時間程度といわれています。

手術後3日間程度は柔らかいものを食べる

手術から3日間程度は、なるべく柔らかいものを食べるように心がけてください。具体的には、お粥やうどん、スープなど、あまり噛む必要がないものです。医師の指示にもよりますが、それ以降は通常の食事に戻していけますので、少しの間は我慢が必要です。

インプラントを埋入した部位では噛まない

少し難しいかもしれませんがインプラントを入れた部位には、なるべく食べ物が当たらないようにしましょう。特に注意したいのは、インプラント埋入部位で硬いものを噛んでしまうことです。大きな力がかかることは、まだ骨と結合していないインプラント体に対して大きな負荷となってしまいます。頬杖をついたり、頬を押したりするなど、外から力をかける行為も同様に気をつけてください。

刺激物を避ける

唐辛子などの辛いもの、香辛料が多く入っっているもの、熱すぎるものなどは、少なくとも抜糸をするまでの間は避けてください。手術部位は傷口ですから、刺激物によって炎症が悪化する場合もあります。また、痛みが出ることもあるので、注意しましょう。

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インプラント手術後の運動と入浴

インプラント手術後の運動と入浴については、全面的に禁止されることはありませんが、ほかの外科手術と同様の注意が必要です。
      

手術直後は軽い運動も控えるほうがよい

手術当日はもちろん、3日間程度は軽い運動も控えたほうがよいといわれています。また、激しい運動も1週間から10日くらいは避けたほうがよいでしょう。
運動は血流を促進して、出血の原因となることがあります。また、激しい運動で疲労が蓄積すれば免疫力の低下につながり、感染症の心配もありますので、しばらくは安静を心がけてください。
      

入浴はシャワーを活用

入浴については、口の中だから、あまり関係がないと思う方がいるかもしれません。しかし、運動と同じく血流を促進して出血の原因となる場合があります。お湯に浸かることは、手術後3日間は控えましょう。その代り、シャワーは短時間であれば当日でも浴びられますので、活用してください。

インプラント手術後の歯磨き、うがい

インプラント手術の直後から、お口のメンテナンスは重要です。それを怠ると口腔内が不衛生になり、感染症の心配も出てきますので気をつけてください。

手術部位に歯ブラシを当てない

歯磨きに対して特に注意する点は、手術した部位に歯ブラシを当てないことです。歯ブラシが当たると、微細な傷ができて、そこから感染症をおこすこともあります。歯磨き粉も研磨剤が入っているので、使用しないほうがよいです。
しかし、手術部位以外の歯はきれいにする必要があるので、今まで以上に丁寧なブラッシングを心がけましょう。この歯磨きの方法は、抜糸が完了するまで継続するのが一般的です。

うがいは静かにおこなう

手術をした部位を清潔に保つために、うがい薬が処方される場合もあります。歯科医師の指示に従って使用することになりますが、術後3日間程度は強くうがいをしないように注意してください。口の中が刺激されるのを防ぐためです。また、口の中を清潔に保つため、歯磨きと同様にうがいも必ず継続してください。

インプラント手術後の飲酒と喫煙

お酒やたばこを嗜む方にとって、手術後の制限は非常に気になることだと思います。実は、お酒はしばらくの間控えればよいのですが、タバコの場合はインプラント治療を受けるにあたり、可能な限り禁煙をしたほうがよいといわれています。

飲酒の制限について

手術直後の飲酒は運動や入浴と同じく、血流を促進させるので出血の危険性があります。痛みが増幅する場合もありますので、術後1週間程度は控えてください。

たばこはインプラント治療自体の妨げになる

喫煙については、それ自体が循環器や呼吸器など身体全体に悪影響を及ぼします。インプラント治療においても喫煙により傷口の治癒不全が起きることで、オッセオインテグレーション(骨とインプラント体との結合)が得られにくいことがわかっています。つまり、喫煙者はインプラント治療の成功率が低くなってしまうのです。
また、インプラント治療が成功しても、喫煙により歯周病やインプラント周囲炎といった疾患が悪化しやすい環境にあります。現在、多くの歯科医師はインプラント治療前に禁煙指導をしていますので、喫煙する方は治療を機会に禁煙をするつもりで臨みましょう。

インプラント手術後に痛みや腫れがあった場合

インプラント手術後の痛みや腫れには個人差があります。痛みの感じ方も人それぞれなので、一概にどれくらい痛いのか、どれくらい腫れるのかということはわかりません。しかし、必ず対処法がありますので、過度に心配する必要はありません。

痛みや腫れがあるときの対処方法

痛みや腫れがある場合には応急的な処置として、濡れタオルで外側から冷やしましょう。氷などで冷やしすぎるのはよくないので、注意してください。また、痛んだときに飲む鎮痛薬が処方されているはずですから、指示通りに飲んでください。

処方された薬は飲みきる

頓服薬(とんぷくやく:症状が出たときに飲む薬)以外に処方された薬は、指示通りにすべて飲みきりましょう。痛みや腫れがおさまったからといって、途中でやめると効果が減少してしまうこともあります。処方薬は傷が治るのに必要な量だと思ってください。

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インプラント手術後の過ごし方は安静、困ったときは歯科医院に相談

インプラント手術後の過ごし方は、基本的に1週間は安静にして過ごしましょう。痛みや腫れも1週間程度で軽快します。もし、それ以上の期間痛みが続く場合や出血が止まらないなど、困ったときには遠慮なく歯科医院に相談してください。
インプラント治療は手術が終われば、すべて終了という治療ではありません。手術後の治療期間も長いですし、その後も定期的なメンテナンスを数年から、10年以上継続することになり、歯科医院との関係は長く続いていきます。患者さんのアフターケアは歯科医院にとっても大切なものですから、手術後も過度に不安にならずに過ごすようにしましょう。心の安定も治療には大事な要素です。

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