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何らかの原因で歯を欠損した際に、インプラント治療も選択する方も多くなってきました。喫煙している方のなかでも、歯の具合が悪くインプラントに興味がある方もいらっしゃるのではないでしょうか。今回は、喫煙している方もインプラント治療はできるのか、タバコとインプラントの関係性について解説します。

喫煙者でもインプラント治療はできる?

タバコによる有害物質は、インプラントと骨の結合を阻害させたり、インプラント周囲炎のリスクを増大させたりと悪影響を及ぼします。そのため、喫煙している場合はインプラント治療を行えないのでは、と不安を抱えている方もいらっしゃると思います。
基本的には、喫煙者の方であっても、医師から指定される禁煙期間を守ることができれば、インプラント治療は行うことができます。しかし、もし指定の禁煙期間を守れない場合はインプラントの脱落などの原因となり得るため注意が必要になります。

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インプラントの治療に制限が出るケース

インプラント治療を行う際に、必ずしも治療を行えないわけではないですが、条件によっては治療に制限がでてしまうケースもあります。

妊娠中

妊娠中は、妊娠の時期によってインプラント治療の制限の有無が異なります。歯科医院によっては、妊娠5~7週の安定期は骨移植などの大規模な手術をともなわなければインプラント治療を行ってもよいとされています。しかし、妊娠1~4週の妊娠初期や妊娠8ヶ月以降の妊娠後期は、妊婦・胎児への影響の懸念から、インプラント治療は制限されています。妊娠中は、ホルモンバランスの影響により精神的に不安定になります。そのため、過度の緊張や手術にともなう痛みの増悪、場合によっては流産を招くリスクもあります。また、歯科で使用するレントゲンの線量は、胎児に及ぼす影響はないといわれていますが、レントゲン撮影の影響はゼロとは言い切れません。そのため、放射線の被ばくを防ぐエプロンや、照射回数を減らすなどの配慮が行われます。

全身疾患を合併している

糖尿病や高血圧などの全身疾患をお持ちの方で、コントロールが不良の場合はインプラント治療が行えない可能性があります。インプラント手術に耐えうる身体状況であるかどうかを、かかりつけ医・歯科医の許可が必要になります。全身疾患をお持ちの方も、服薬や治療によりコントロールされており、かかりつけ医・歯科医の許可を受けた場合は、インプラント手術を行うことができます。

他の歯根が感染症または歯周病に罹患している

インプラント手術後にインプラント周囲炎に罹患してしまうと、インプラントの脱落の原因となります。そのため、他の歯が感染症や歯周病に罹患している場合は、インプラント治療が行えない可能性があります。しかし、歯周病をしっかり治療した後であれば、インプラント治療を受けることができます。

顎の骨量不足

インプラントを埋め込む予定の部位に充分な骨がないと、インプラント治療を行うことが難しいといわれています。なぜならば、顎の骨はインプラントを支える土台部分となるため、土台がしっかりしていないとインプラントの脱落につながるためです。インプラントの埋め込み手術前、または埋め込みと同時に顎の骨を造るための手術(骨造成)を行い、その後インプラント手術を行う場合もあります。しかし、患者さんの負担が増加するため、治療選択には注意が必要となります。

インプラント治療ができないケース

次のケースでは、身体に危険が及んだり、インプラントの脱落につながったりする可能性があるため、インプラント治療を行うことができません。

成長期の18才以下

18才以下の成長期の場合は、顎の骨の大きさや形が成長に伴って変化する可能性があります。せっかくインプラント手術を行い、インプラントを埋め込んだとしても脱落や再手術の必要性がでてきます。そのため、18才以下の成長期の方はインプラント治療が適応されません。

歯磨きなどのメンテナンスが行えない

インプラント手術は、手術が済めばすべて終わりではありません。手術後に自宅で行うメンテナンスをしっかりと行う必要があります。もし、歯磨きなどのメンテナンスが適切に行えないと判断された場合は、インプラント治療が適応されません。

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アルコール依存症

インプラント手術後の炎症を抑えるために、手術前後の一定期間は禁酒の必要があります。アルコール依存症の場合、禁酒を守ることができない可能性が高いためインプラント治療が適応されません。

チタンアレルギー

金属の一種であるチタンは、基本的にはアレルギーが発症する可能性の低い金属です。しかし、稀にチタンアレルギーの方もいます。チタンアレルギーを発症してしまうと、顎の骨に埋め込んだインプラントを再手術で抜かなくてはなりません。手術前に、チタンアレルギーの有無をパッチテストで検査しておくと安心ですね。

タバコによるインプラント治療への影響

タバコによるインプラント治療への影響は下記の通りです。

術後の傷が治りにくい

煙草に含まれる有害物質であるニコチンは、血流を悪化されてしまいます。そのため、インプラント術後の傷が治りにくくなるといわれています。手術後の傷が治らないと、感染のリスクも高まってしまいます。

インプラントと骨の結合を阻害する

タバコに含まれる有害物質の影響により、インプラントと骨の結合を阻害するといわれています。インプラント体の埋め込み手術後は、インプラントと骨が結合するまで安静期間を設けます。タバコの有害物質によりインプラントと骨が結合しにくくなった場合は、安静期間を延長や、場合によっては結合しない可能性もあります。

歯周組織の脆弱化

タバコに含まれる有害物質の影響により、歯周組織の脆弱化が考えられます。インプラントを支える歯周組織が脆弱化してしまうと、インプラントの抜け落ちにもつながってしまいます。インプラントが抜け落ちた場合、再手術が必要となり、身体的にも経済的にも患者さんの負担が増大してしまいます。

インプラント周囲炎のリスクの増大

インプラント手術後に特に注意しなくてはならないことは、インプラント周囲炎です。タバコの有害物質による血行の悪化・免疫低下の影響で歯周病であるインプラント周囲炎のリスクが高まるといわれています。インプラント自体は、痛みを感じないためインプラント周囲炎に罹患していることに気づけないこともあります。

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喫煙とインプラントの寿命

一般的にインプラントの寿命は、10~15年ほどといわれています。しかし、喫煙者のインプラントの成功率と長期生存率は、非喫煙者に比べると40%以上ダウンすると言われています。喫煙によるインプラントの寿命を縮めてしまう原因は様々ですが、細菌感染によるインプラント周囲炎は最もインプラント脱落の原因になり得ます。前述の通り、インプラント周囲炎は自覚症状が乏しいため、重症化に注意が必要です。

インプラント治療中の禁煙期間はいつまで?

インプラント手術前の禁煙期間

歯科医院によって手術前の禁煙期間は異なりますが、インプラント手術前3週間は禁煙することが望ましいといわれています。インプラント治療開始前に、歯科医師から禁煙期間について説明があるので、しっかりと聞いておきましょう。

インプラント手術後の禁煙期間

インプラント手術後の禁煙期間も歯科医院によって多少の違いはあります。しかし、通常ではインプラント手術後2~3週間は禁煙期間を設ける必要があります。喫煙は、血流低下や感染症のリスク増大など身体にとって有害なことが多いため、指定の期間を過ぎても禁煙することが望ましいです。

インプラント治療中は電子タバコも禁止

電子タバコは「紙巻きタバコよりも害が少ない」というイメージをお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか。しかし、電子タバコにも有害物質は含まれています。そのため、基本的にインプラント治療中は電子タバコも禁止されています。

インプラントに興味のある喫煙者の方は歯科医に相談を

基本的には、喫煙をされている患者さんであってもインプラント治療を行うことができます。しかし、インプラント手術前後には、一定期間の禁煙が必要となります。禁煙を守れない場合、インプラント周囲炎やインプラントの脱落などのリスクが高まるため注意が必要です。インプラントに興味のある喫煙者の方は歯科医に相談をしてみましょう。