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インプラント治療は、天然歯と同様の噛み心地と審美性を実現できるといわれています。インプラント治療は、比較的安全性の高い治療であるといわれています。しかし、なかにはインプラント治療後に頭痛が発生してしまうことも少なからずあります。

今回は、インプラント治療後に起こり得る頭痛の原因や、トラブルへの対処法について解説します。

インプラント治療後に頭痛は起こる!?

前述の通り、インプラント治療は比較的安全性の高い歯科治療であるといわれています。しかし、インプラント手術や治療にともなうリスクがゼロではありません。インプラント治療後に、様々な原因によって頭痛が発生してしまうことも少なからずあります。

インプラント治療後の頭痛で考えられる原因

インプラント治療後に頭痛が生じた場合、どのような原因が考えられるのでしょうか。インプラント手術後の頭痛の原因は様々ですが、主な原因は顎関節症または上顎洞のトラブルであることが報告されています。

顎関節症とは

顎関節症とは、顎の関節・顎まわりの筋肉の痛みや、顎の運動障害などの症状の総称です。顎関節症は、インプラント治療後だけではなく歯並びの悪さや歯周病が原因で生じることもあります。次に、顎関節症の症状について詳しく解説します。

顎関節症の症状

頭痛

顎関節症の症状として、頭痛が生じることがあります。頭痛を感じる場所や程度は個人差があります。こめかみ部分に頭痛を感じたり、片頭痛のような痛みを感じたりすることもあります。

開口障害

顎関節症の症状として、痛みなどによって口が大きく開けられないことがあります。口を開ける際の痛みの部位や程度は個人差がありますが、顎関節やこめかみ部分が痛む場合が多いといわれています。特に、食事の際に口が大きく開かず、支障を感じる人が多いです。

顎を動かすと音がする

口を開いたり閉じたりする際に「カクカク」「コキコキ」や、「ゴリゴリ」「ザラザラ」といった音がでることがあります。はじめのうちは、「カクカク」「コキコキ」でだんだんと「ゴリゴリ」「ザラザラ」に移行することが多いといわれています。

その他の症状

顎関節症のその他の症状としては、首や肩の痛みや凝りを感じたり、耳の痛みや耳鳴りを感じたりすることがあります。

顎関節症の症状は多岐にわたりますが、各症状が顎関節症によるものであるかは慎重に判断する必要があります。

顎関節症の頭痛の原因

顎関節症の頭痛の原因として、インプラント治療によって起こる二次的な噛み合わせや歯並びの悪化が考えられます。インプラントの埋め込み位置が不良であったり、インプラントのぐらつきが生じたりした場合、顎関節にもストレスがかかってしまいます。口腔内のバランスが悪い状態のまま、噛み合わせを続けていると顎の筋肉も疲れてしまいます。顎の筋肉は、首や肩の筋肉とも連結しており、首の筋肉が緊張することによって頭痛が生じる可能性があります。

上顎洞のトラブル

上顎の奥歯の上には、「上顎洞」と呼ばれる空洞が存在します。上顎の奥歯にインプラントを埋め込む際に、上顎洞粘膜が傷つき細菌感染してしまうリスクがあります。もしも、上顎洞粘膜が細菌感染した場合、歯性上顎洞炎になってしまう可能性があります。

歯性上顎洞炎の症状

歯性上顎洞炎の症状として、主な症状は頭痛や鼻づまりです。場合によっては、鼻から膿がでたり、頬に圧迫感が生じたりすることがあります。

歯性上顎洞炎の治療法

インプラント治療後に、歯性上顎洞炎が疑われた場合は、すぐに歯科医院へ受診しましょう。歯性上顎洞炎の治療としては、ます抗生物質や消炎剤で感染の症状を抑えます。場合によっては、膿を出す外科的処置が必要なこともあります。

その他の原因

インプラント治療後の頭痛の原因は、上記のみではありません。いろいろな原因が複合し、全身の症状となって出現する可能性も考えられます。インプラント治療後に、頭痛などの症状が出現した場合はすぐに主治医に相談しましょう。

インプラント治療後の頭痛への対処法

インプラント治療後の頭痛への対処法は、原因によって異なります。
しかし、基本的には生じている痛みに対して内服による鎮痛剤を使用したり、筋肉へ弛緩剤を使用したりします。

インプラントの調整

インプラントのぐらつきが原因で歯並びのバランスが不良となり、頭痛を引き起こすこともあえります。インプラントのぐらつきの原因を自分で探し出すことは非常に困難です。インプラントのぐらつきを放っておいてしまうと、インプラントの状態がさらに悪化する可能性があります。

インプラントのぐらつきの原因が、アパットメントのネジの緩みが原因であった場合も、歯科医院への受診が必要です。アパットメントを一旦外し、かみ合わせを再度調整する処置を行います。そして、インプラントをクリーニングしてから再装着していきます。

もし、ネジの緩みをそのまま放置してしまうと、炎症を起こしてしまい、その他の骨も吸収が進んでしまう可能性もあります。そのため、ネジの緩みが生じた際は、早期の対応が必要です。

インプラントの再治療

アバットメントなどの調整のみではインプラントのぐらつきが改善しないこともあります。場合によっては、インプラントの再手術が必要です。必要な費用は、症状や歯科医院によって異なります。再手術の場合も、全額自己負担が必要なケースもあれば、一部の費用負担で行える場合もあります。インプラント治療を始める前に、歯科医院に確認しておくことが大切です。

メーカーの保証が使用できる場合がある

インプラントの再手術が必要な場合、インプラントの状態や条件によって異なりますが、歯科医院やインプラントメーカーの保証が使用できることもあります。保証内容によっては、無料で再手術が受けられる場合があります。保証内容については、インプラントメーカーや歯科医院によって異なります。

契約した保証内容がわからない場合は、歯科医院に教えてもらいましょう。インプラントを20~30年ほど使い続けた場合には、保証期間が過ぎていることもあります。保証期間が過ぎていたり、保証内容外であったりすると、再治療にかかる費用は患者さんの負担になります。

トラブルを防ぐためにメンテナンスを受けましょう

インプラントがグラついてしまう原因のひとつに、メンテナンス不足によるインプラント周囲炎が考えられます。インプラント周囲炎を防ぐために、自宅で行うブラッシングなどのセルフメンテナンスと、歯科医院への通院で行うメインメンテナンスをしっかりと行いましょう。

インプラント周囲炎にならない生活習慣、咬み合わせを悪くしない生活習慣を心がけて、インプラントのぐらつきを予防することが、インプラント治療後の頭痛などの予防につながります。

インプラント治療後、頭痛を感じたら歯科医に相談を

インプラント治療は、比較的安全性が高いといわれている歯科治療です。しかし、少なからずインプラント治療後に頭痛などのトラブルが生じる可能性もあります。頭痛の原因は様々であるため、自分で原因を特定したり、治療したりすることは困難です。

また、インプラント手術後は定期的なメンテナンスを行い、トラブルの予防や早期発見が重要となります。インプラント後に、頭痛などの症状を感じたらすぐに歯科医に相談をしましょう。

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