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インプラント治療を受けたあとは、患部が治癒するのを待って抜糸を行います。一度切開した歯肉を縫い合わせる際に使った糸を取り外しますが、組織に溶けて吸収される「吸収性縫合糸」を使っている方は抜糸の必要はありません。

今回は、非吸収性糸で縫合した場合の抜糸のタイミングと痛み、インプラント治療後の痛みの原因について詳しく紹介します。

インプラント治療の流れと抜糸のタイミング

インプラント治療は口腔外科手術であり、事前に患者さんの口の中の状態を詳しくチェックしなければなりません。治療を確実なものにするためにも、問診から画像検査、実際の診察まで慎重に行います。

治療の流れとしては、カウンセリングを行ってから歯と口の中、骨の診察を行います。ここでCTやレントゲンなどの画像を元に、歯科医が治療の方針を計画します。

患者さんによっては骨移植や骨造成などの手術を検討することになりますが、それらの治療が終わってからインプラント治療に入ります。一次手術でインプラントを骨に埋め込み、二次手術で仮歯を装着します。そこに人工の歯を装着し、すべての治療が完了します。

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抜糸後の食事と生活

ここでは、抜糸を受けた後の食事や生活習慣のポイントについて紹介します。

患部に力をかけないように過ごす

インプラント手術の翌日から抜糸の当日までは、患部に腫れや痛みが現れます。この期間中は硬いものを食べるたり歯を噛みしめるなどの行動は避けましょう。

痛みや腫れがひどいときには歯科医院に連絡し、消毒治療やチェックを行ってもらいます。ここで問題がなければ、一週間程度で回復していきます。

毎日の食事のメニューは、患部に刺激や力が加わるものは避けましょう。お菓子や辛いもの、魚の骨などはすべて危険なので食べないように注意します。食後の歯磨きも、通常の歯ブラシでは硬すぎるので、軟毛の歯ブラシを使いましょう。

抜糸後一週間は患部への刺激を避ける

抜糸当日から一週間後も、硬いものは食べないのが無難です。芯のある野菜などはよく煮て柔らかくしてから食べ、食べ物は痛くないほうの歯で噛みます。歯ブラシも軟毛のものを使うようにして、患部に痛みが出ないように注意します。

手術から四週間が経過したところで、ようやく患部が安定します。ただし縫合した箇所が裂けるなどのトラブルが起きたときにはすぐに歯科医院を受診してください。

インプラント治療にあたって特に入浴や運動などの注意はありませんが、歯にダメージがかかるスポーツなどは避けましょう。たとえば、歯を食いしばるほどの強い負荷がかかる行動はNGです。(インプラントを入れた後は、歯の食いしばりや噛み締めは損傷や破折の原因となるため注意が必要です)

入浴やサウナは体の循環を良くするため、患部周辺の血流が促進され痛みがぶり返す可能性があります。そのため、術後一週間程度はシャワーのみにとどめるなどの工夫をして、痛みを緩和する必要があります。

抜糸後の痛みと対処方法

インプラント手術では、手術中の痛みと同時に抜歯後の痛みを気にされる方も少なくありません。インプラントが人工物であることから、埋入後に骨などを圧迫して痛みが出るのではないかと不安に感じる方も多くみられます。

インプラントは適切な位置に埋入すれば、しっかりと骨が包み込んでくれるので、後から中で揺れ動くといった心配はありません。骨を削ったとしても、その後傷口が回復するにしたがって組織の一部として同化していきます。

患者さんによって痛みの程度に個人差はあるものの、麻酔の効果によって痛みを感じずに治療が受けられます。また、精神を安定させる静脈内鎮静法を併用するとさらに効果的です。

インプラント手術後に抜歯するのはいつ頃?

抜糸はインプラント埋入から一週間程度で行われます。縫い止めた場所の糸を一ヶ所ずつ引き抜いていきますが、ここでチクチクという程度の痛みが現れることがあります。苦手な方は表面麻酔などを使って対処してもらいましょう。

インプラントを埋入し、患部を縫合した後は麻酔が徐々に切れていきますが、ここから数日は歯を抜いた後のような痛みが出てきます。しかし痛み止めの薬を処方してもらえるので、痛みがそのまま持続するわけではありません。(万が一薬を飲んでも痛みが引かないときは、歯科医院に連絡をしましょう)

また、骨を物理的に増やす骨移植や骨造成を受けた後も、数日痛みや腫れが続くとされています。しかしこちらでも痛み止めや抗生剤が処方されますので、指示通りに服用を続けることで痛みを緩和できます。

基本的に、手術や抜糸の後は口の中を清潔にし、安静に過ごしましょう。強い痛みも数日で引いていき、だんだんと傷が元に戻っていきます。

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インプラント治療の痛みはいつまで続く?

インプラント治療は通常2回に分けて行います。1回目の手術ではインプラントを埋め込み、2回目にはインプラントの上に上部構造(人工の歯)を取り付けます。

1回目を終えた時点で歯茎に痛みや腫れが出る場合が多いのですが、2回目の治療の後にも痛みが生じる場合があります。2回目は切開などによる痛みではなく、装着する歯のサイズなどに問題がある可能性が大きいといわれています。ここで歯が口に合っていなければ、別途調整を行わなければなりません。

インプラントの位置や高さが不適切であると、ものを噛んだときに痛みが走ったり、常に違和感が出たりします。インプラントを埋め込む角度に問題があれば、もう一度埋め込み直しをしなければなりません。高さだけが不正であれば、微調整を行って高さを低くするだけで痛みが取れ、自然な装着感が期待できます。

インプラント治療の痛みが出るタイミングは人それぞれ

インプラントの痛みがいつまでも続いていて原因が不明な場合は、神経の損傷やインプラントの周辺組織にトラブルが出ている可能性があります。

重篤なトラブルが起きる原因としては、埋入したインプラントのサイズが合っていないケースや、組織の損傷などが挙げられます。多くの場合歯科医の技量不足によるものなので、かかりつけの歯科医院で対処ができないときには口腔外科の専門医や大きな病院を受診するようにしましょう。

インプラント治療の後の痛みは、患者さんによっては数日持続してから収まるケースや、数年間を経て突然現れることがあります。痛みを感じたときは迷わず病院を受診し、検診や治療を受けるようにしてください。

患者さんによっては「インプラント周囲炎」など、デンタルケアが不十分なために痛みが起きていることも。口腔内のトラブルが起きる前に、こまめに定期検診に通うことで、周囲炎や歯肉炎、歯周病を予防することができます。

痛みが出たら我慢せずに連絡を

インプラント治療は麻酔を使って行うもので、病院によってはリラックス効果の高い静脈内鎮静法を併用して手術を行います。通常の歯科治療よりも痛みが少ないともいわれており、治療後も痛み止めを服用することで、傷口の治癒にともなう痛みを緩和することができます。

痛みが苦手な方は事前に歯科医と話し合い、痛みの少ない方法をとってもらいましょう。痛みに配慮がみられない歯科医の場合は、別の病院を検討しても良いかと思います。

また、処方された痛み止めでは効果がない場合も我慢せずに相談を。薬の処方を変更するか、服薬の方法を変えるなどして対処できます。

数年が経過しても痛みが収まらないときにも、「一過性だから」と我慢せずに、すぐ専門医に連絡を行いましょう。

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